首・肩こりや背中の辛いときも下半身のストレッチをしましょう・・
またまた大変ご無沙汰しています。
年が明けたと思ったら、1月もあっという間の終盤に・・
今年もぼちぼちブログを更新させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。
今回は筋膜の話を改めて。
当店にお越しいただくお客様にも多いのですが、過度なデスクワークによる症状で訴えられるのは、首・肩こり、そして背中から腰部かかる張りや違和感です。
しかし、そんな上半身の課題の場合も、私は必ずお客様に対し下半身から施術しアプローチしていきます。
理由はシンプルですが、症状の出ている箇所だけを伸ばし緩めるより、大きな筋肉群のある下腿部から筋肉を伸ばし緩めたほうが早くカラダが温まりやすく症状が緩和する効果が持続する期待が大きいからです。
そして筋肉だけでなく筋膜の繋がりを意識しているから・・
今までの私自身のブログ中には上半身のみのポイントストレッチなどと記載したものもありますが、あくまで仕事中など自分で出来る応急処置、簡易的な対策としてご案内していたものだとご理解ください。それでも効果は期待できると思います。
今までの私のブログにも軽く記載させて頂くこともあったのですが・・最近は情報も多く、常識になりつつある筋膜の繋がりを意識したストレッチ。
いわゆる「筋膜リリース」等で情報を得ている方も多いと思います。
筋膜とは物凄く簡単に表現してしまうと、全身を覆うボディスーツと表現される事もありますが、実際は体中に何層にも張り巡らされ第二の骨格ともいわれるように筋肉や臓器などをカラダの中で固定させる為に全身巡る繊維状の様なものです。
動物の筋膜など実際の写真を見たほうが分かりやすいのですが、ご用意出来なくて申し訳ありません。。
見た目のイメージとしては「蜘蛛の巣の様に」と表現することもあります。納豆の粘々とか・・
なんというか・・もう少し繊維質が細かく多いのですが・・
そして・・
上記は何とかかんとか私なりいくつかに分かれた筋膜の浅層の一部で足の裏から頭の先までの筋膜の関連性を示したく表現したもの。互いに連続していてカラダを覆います。(一応デザイン学校卒、工業製品のデザイン等の仕事もしましたが、いまじゃこんなモノです・・すみません)
足の裏~脹脛・ハム・臀部から腰・背中を通って頭上、おでこまでつながっている事を表現したつもりです。
実際の解剖ではもっと綿密で繊細なので、こんなざっくりでは有りませんが、あくまでイメージと捉えて下さい。
これらを考えると首や肩、片頭痛などの原因は直接症状が出ている周辺ばかりではなく、下半身や腰部のあたりで筋膜の捻じれや圧迫、萎縮によって上半身への影響を起こすことも考えられるのです。
反対に下半身の痺れや腰などの違和感も上半身からの症状による可能性もあるわけです。
更に・・
筋膜の構造はコラーゲンとエラスチンというたんぱく質の繊維が網目状に構成されているのが主なのですが、これらは可塑性と伸縮性のある性質で一度ゆがんだり硬く捻じれた状態になるとマッサージや通常のストレッチでも戻りにくいのです。
※イラストには記載ありませんが、この繊維状の間を水分やプロテオグリカン
(細胞の保護や細胞をつなぎ合わせる接着剤みたいな、たんぱく質成分)など間質性分が埋めているとうイメージです。
つまり簡易的なマッサージなどで、症状の出ている箇所だけを一生懸命もみほぐし、指で押しても、その場は気持ちよくても、結果的にはあまり改善が見られなかった・・とう事も起きるわけです。
もちろん、こういったことを踏まえ(例:トリガーポイント等)施術してくれるマッサージや鍼灸師の方も、もちろんたくさんいらっしゃいます。
といわけで、結局毎回いうフレーズなのですが、症状のでてしまう箇所だけを意識せず全身をバランスよくケアしましょうという事です。
もっと言うと筋肉だけでなく筋膜も意識したストレッチや運動もしましょうという事です。
とは言え、自分だけではどうしたら筋膜を効果的にアプローチできるのか・・
私個人としては、筋膜の繋がりや筋膜リリースを意識し神経質になるより、常日ごろからラジオ体操をゆっくり行うとか、ピラティス、ヨガ・ホットヨガ・最近は太極拳なども良さげ・・などを取り入れる事で日常、酷使しストレスを受けてしまった浅層筋膜にはそれだけでも良い刺激になりアプローチに繋がると思っています。
他には、ボクササイズではなく、ボクシングのシャドウなんかを肩の力を抜いて軽く流す様に出来たりすると、これも良い効果あるんだけどなあ・・と思ったりしますが。。
★毎度ですが、このようなグッズを使うのも効果的・・
ストレッチポール(最近では筋膜リリースに特化したイボイボが付いたようなものもありますが個人的にはシンプルな物のほうが汎用性があるし、それでも十分な効果が出せます。)
私がお勧めするのは青竹。足底筋から刺激するのにはこれが一番。
(これも個人的にはプラスティックやイボイボのあるものより普通に竹を使ったもののほうが気持ち良いと思っています)
でもやっぱり辛くなりすぎる前に、信用あるトレーナーさんやセラピストに相談し1週間から2週間くらいを目途にカラダのケアをしましょう。というかバランスが崩れにくく、疲れにくいカラダを目指しましょう。
もちろんストレッチベースでも充実したケアとアドバイスをさせて頂きますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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