運動前のストレッチは是か非か?
ストレッチについては様々なメディアや書籍、情報として紹介され、色々な諸説があります。
科学的根拠に基づかれたものや、それぞれ個人の経験値や勉強してきた基により所説ざまざまです。
一部を除き、私自身も改めて勉強させられることもしばしばあります。
今回、たまたま見た二つの対照的な表題のWEBでの記事を私なりの考えで少し・・
最近の記事・・
1:メジャーリーグで勝てないチームとストレッチの法則
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000097-nksports-base
我々の業界としてはうれしい記事であります。
ストレッチの種類の詳細は記載有りませんが、スタティック・ダイナミック・バリスティックや各競技(この記事では野球)に特化した独自のストレッチ手法も取り入れられての事だと察します。
結局は入念にストレッチする時間を作り自分自身の状態を確認する事にも繋がっているのでチーム全体でのプロ意識の差を説いているのではという気がします。
その反面、ちょっと前の記事ですが・・
2:【思わぬ落とし穴】運動前のストレッチは、身体に良くないと判明
http://tabi-labo.com/48188/wrongstretching/
衝撃的な標題内容ですが、確かに一部あてはまる事もあります。
運動前のスタティックストレッチ(静的ストレッチ)は良くないという記載です。
「筋肉を必要以上に伸ばしきってしまう」という事から緊張がなくなりパワー・スタミナ・瞬発力など、あらゆる運動能力が低下するという理由を上げています。
あくまでスタティックストレッチ(静的ストレッチ)はクールダウンとし運動後のケアを推奨していました。
反対にここでは運動前にはダイナミックストレッチやバリスティックストレッチ(動的ストレッチ)を推奨しています。
確かに常日頃から、一つの競技に特化し運動し慣れている人やアスリートやスポーツのプロフェッショナルと呼ばれる方々(アマチュア競技も)、上級者、競技タイムやパフォ-マンスを追求する人にとってはケガや一部を除き十分にあてはまる事が多いです。
標題のインパクトが強いので「?」となりますが、中身を読めば状況によっては「そういう事か・・」と同意見な個所も多い。
ただ、1・2の記事ともすべての人があてはまるわけではないのでご注意ください。
普段はデスクワークや普通に仕事をされ休日やたまに運動する程度の方々には実際はあてはまりにくい事も多い。
仕事終わりや週末の休みをメインに運動をされる方には力仕事だけではなく精神的な疲労の状態でも、理屈もわからず動的と言われるダイナミックストレッチやバリスティックストレッチからはじめてもケガをしたり筋肉を傷めてしまう事は有ります。
特にダイナミックストレッチは筋肉を伸ばすという事よりも本来緩めたい筋肉の拮抗筋を意識し神経を刺激、筋肉を緩める、もっというと一時的に活性化させるという様なイメージになり、単純な見よう見まねの動作よりも奥が深いものになります。
因みにダイナックストレッチとは、サッカーのブラジル体操等もその一つ。
普段運動されない方が久しぶりにスポーツなど嗜まれる場合は2の記事にも記載ありますが軽いジョグからはじめ筋温をあたため、そこから動的なストレッチや、そのスポーツに特化したイメージトレーニング
例えばボクシングなどではシャドーボクシングが一般的なイメージ。
私個人的にはジョグの前、もしくは後にスタティックストレッチはある程度行う事が望ましいと考えます。
因みに「スタティック」やら「ダイナミック」やらストレッチの種類について漠然と記載、流していますが、それぞれの特性をまとめたものはかなり以前の記載していますのでよろしければご参照ください
「●ストレッチの種類」はコチラ>>
結局は自分のカラダの状態を知った上で目的や競技に取り組む姿勢が大事ってことです。
運動=競技というう事ばかりでは有りません。
ダイエット・ストレス解消・リハビリ等と目的は様々。
それぞれの年齢に応じた対応だって必要です。
運動を行う目的は何か?
そのうえで色々な記事や書籍を参考にされると良いのではないでしょうか。
あくまでそれぞれの記事の批評ではありませんので、補足の意見との事でご理解ください。
最後までお読み頂き有難うございました。
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