肩を回すとゴリゴリ音がする原因とストレッチ

標記のお題について
 
これも肩こりなどを解消したいとお越し頂く方には多いご質問、課題だったりします。
 
ここ最近は暖冬と言われていても、やっぱり寒くて肩をすくめ、つい背中を丸めて過ごしてしまう時期ですから、こういった症状は出やすいかも知れませんね。
 
理由は様々ですが、
 
肩甲骨がカラダにあたる、肩関節にかかわる筋肉が硬くなり関節の動きが悪くなり骨に当たる状態が殆どなので決して良い状態とは言えません。
 
○体幹部が硬くなり動いていない。
カラダは肩を動かした腕を上げたりした時も微細に調整し肩の動きをスムーズにします。
しかしそのカラダが硬く動きが悪い時に肩甲骨が動きすぎる事により体幹に骨がぶつかる感じになるのですね。
 
他にも
 
○肋骨の動きが悪い。
○鎖骨の動きが悪い。
 
これらも同じような理由。
 
それ以外の多くは・・
 
○肩甲骨に絡む肩関節のインナーマッスルの硬さ、機能低下によるもの。
一般的には回旋筋腱板、ローテーターカフと呼ばれる筋肉たちです(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)。
これらは腕が肩関節から外れないように肩甲骨に引きつけておく働きがあります。
それ以外にも肩の動きをサポートする小円筋・大円筋も関連すると言われます。
 
これらの筋肉が正常に機能し柔らかい状態が保てると、このような課題は少なくなります。
 
こういった状態になるのには、もう聞き飽きるほどの情報かもしれませんが、日常生活が便利になりすぎたゆえの、運動不足やデスクワーク等に代表されるような同じ姿勢を保つ、スマホなどの利用による姿勢の悪さに尽きる事が殆どです。
 
とは言え、今も昔も姿勢が悪い方は同じかもしれませんね。
 
以前に何回か私のブログでも肩回りのインナーマッスルのストレッチは案内してきましたが、改めて違う形でご案内したく思います。
 
これでも解消しない場合は個別の筋肉の動きを診てそれぞれのアプローチが必要かおしれませんね。
信用できるセラピストやトレーナーさんにしっかりメンテナンスやトレーニングで筋肉の状態を良好にしてあげましょう。
 
□以下はご案内するストレッチはごくシンプルなのですが、ある治療家の方に教えてもらい指を意識すると私自身も非常に効果を感じやすかったのでシェアさせて頂きます。
標題の課題にも関連しますので意識して行ってみてください。

 
まずは・・
両手写真の様に手の親指・小指をくっつけて残りの3本の指をぴんと張らせてください。

指をこの状態に保ちながら写真の様に肩甲骨の様々な動きを目いっぱい行いましょう。
 
まずは・・
 

胸を張り指を外側に向けながら肩甲骨を内転させる

上記のストレッチは横からみたらこんな感じ
 
こんなパターンも行いましょう。
 

肩甲骨の外転(背中を丸めるというよりは肘をめいっぱい前に突き出す)
少し辛いですがここでも手の平は外側を向ける(親指と小指はつけたまま)

上記のストレッチを前から見たところ。肘をくっつけるくらい。
 
今度は肩甲骨を上に・・
 

これも指を外側に向けるように意識して肩甲骨の上方回旋
水色の▲は背中の肩甲骨の動きをイメージ
 

上記のストレッチの状態から今度は下方回旋
 
 
他にも挙上(肩をすくめる)したり下制(肩を下に下げる)もやってみましょう。
写真撮るの忘れました・・
 

全て親指と小指をくっつけたまま。

3本指に保つだけでもきついかもしれません。
呼吸はしっかり吐きながら10秒位かけて、じっくり肩甲骨の動きをイメージして行いましょう。

 
仕事の合間、暖かい部屋で行ってみてください。
 
最後までお読みいただき誠に有難うございました。
 
 
 

「この記事を書いたトレーナー紹介はこちら」

 
 
 
 
マッサージ居樹の効果に感動!
京王線、笹塚駅から代田橋・明大前周辺でストレッチ専門店をお探しなら
慢性的な首・肩こりの方もぜひお試しください!
☆40歳以上の方は必見☆
本気のカラダコンディショニング
「ストレッチベース」
お問い合わせ:03-3370-7600
 

 

▼WEBからのご予約はコチラから▼

 

 

 

 

▼△▼▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
【過去のおススメblog】

●簡単な腰痛対策のセルフケア

●猫背にみられる、ある筋肉の症状

●自律神経を整えるストレッチ

●自律神経の乱れ

●肩関節のインナーマッスルのストレッチ

●肩こり・猫背・巻込肩

●ランナー膝などにも効果のあるストレッチ

●肝臓のストレッチ

●腰痛対策のセルフストレッチ

●「肩の高さか?違う」を解決するストレッチ

●4月20日(木)発売のTarzan(ターザン)No717

pagetop