硬膜のストレッチで首・頭すっきり!

当サロンのブログを読んでいただき誠に有難うございます。
 
今回も皆様にとっての御身体の快適と軽さ、健康で豊かな日常をおくる為の有益な情報、ヒントやアイデアをお届けできればと思っております。
 
今回もお久しぶりになります。
 
やっと、涼しくなって来ましたね。
この夏の猛暑を乗り切り、皆様も大変ご苦労されたかと察します。
 
さて、季節の変わり目はやはり体調を崩されたり、肩こりや腰痛を悪化される方は多いですね。
 
今回は最近、当サロン(ストレッチベース)でも筋、筋膜のストレッチ以外の施術で取り入れている頭蓋や内臓アプローチに関連することになります。
 
標記のストレッチに期待できる事。
 
首の痛み、肩こり、片頭痛持ちの方、不定愁訴(明確な原因がなく肩こり・目まい・腰痛など体の不調を発症する)ホルモンのバランスが悪い方にも。
 
 
硬膜とは脳と脊髄を覆う3層の髄膜のうち、一番外側にある膜、
頭蓋骨のすぐ内側にある膜の事。脊髄の外側まで覆っています。

頭蓋骨の中から脊柱、仙骨まで

下のイラスト、このオタマジャクシのようなイメージの硬膜は頭から下は仙骨までつながっています。
 
 
因みに頭蓋骨の内側は硬膜の下に「くも膜」そして「軟膜」と3層になっています。
名前の通りこの中で一番硬い膜になります。
 
実は頭蓋骨も呼吸の様な動きをします。
 
それを1次呼吸と言いますが、脳脊髄液の流れ、脳と脊髄を包み込んでいる硬膜が動くリズムのことを言います。
1次呼吸というのは通常、皆さんが意識される鼻や口からする肺呼吸とは違います。この呼吸は2次呼吸と言われます。
 
頭蓋骨は不随意的に動くのですが、その動き方は肺が呼吸をする様な感じで膨らんだり元に戻ったりする様な動きをします。
 
中々意識出来ないので日常生活ではよっぽど繊細な方でない限り、手で触っても感じない動きです。
私もこの閉じたり膨らんだりする感覚を掴むのにものすごく時間がかかりました。
 
この中を脳脊髄液が1次呼吸に作用され循環します。
 
脳脊髄液とは脳室,およびクモ膜下腔を満たす無色透明の液。
頭蓋腔内圧を調節したり、中枢神経の分解不用物質を除去したり。
 
ざっくりですが脳を保護する液体。
 
詳細はまだまだ分からないことも多いそうです。
 
通常は1分間に6回~10回くらい。ゆっくりと閉じたり開いたします。
 
ストレスの多い方、体調の悪い方はそれが早くなったり(10~15回くらいかな)、閉じたり開いたりする間合いに左右差がある等、少し不規則な動きをしている事が多いです。
 
肺の呼吸は出産後から行われますが、この頭蓋骨の呼吸のような動きは赤ちゃんがお腹の中の時から行われています。
肺で呼吸するのは出産後です。
 
本題からそれてしまうのでこういった詳細は又どこかで。
 
この硬膜の硬さや動きの悪さで、初頭で申し上げたような症状、特に首の違和感や痛み、頭痛などの場合が多いですね。
 
私は施術する場合では、およその筋・筋膜を良い状態にしてもどうしても取りきれない違和感や反応が無い場合に触診したりします。
※実際は姿勢も見るので最終的にはその方の既往歴や今までの生活習慣や体調諸々で硬膜や内臓、頭蓋という感じで診ていきます。
 
当サロン(ストレッチベース)のお客様の中には、お仕事で事務系の女性の方も多いのですが、環境は違えど長時間のデスクワーク、少しタイトな首周りの制服やストレス等から後頭下筋から頸筋の違和感や変頭痛でお悩みの方は多いです。
 
ストレッチの施術前にこの硬膜のストレッチをするだけでもかなり症状は軽くなる事もあります。
 
さて頭蓋骨の中にある、この硬膜のストレッチはどうやって行うのか?
 
 
遠回りし小難しい話をしましたが、実際は簡単です
 
 
両耳を左右に引っ張ります。

耳ともつながっているんですね。
 
そして可能なら更に後ろにも同時に引っ張ります。

 
少し痛いくらいの強さが理想ですが、ご自身で調整し、ほどほどの感じで
 
 
深く深呼吸しながら頭の中心部(目と目の中心辺り)から左右に引っ張る様なイメージをしてください。(頭の中心部から引っ張りあうイメージ)
 
 
大体20~30秒くらいですかね。
 
 
私の所感ですが、カラダが緊張で硬い状態の方はかなり痛いと思います。
 
 
ご無理のないように行ってください。
 
 
※補足
耳を左右にひっぱった際に口を四角く開けて上下のあごを動かして頂くとより効果は高まります。
口を閉じずに「あうあう・・」って感じで。

 
人目のないところで行ってください・・
 
 
疲れている時は目、頭がすっきりした感じになります。
気軽にデスクワークの合間などに行ってみてください。
 
 
ただ硬膜が原因でない場合もありますので、それも踏まえて行ってください。
硬膜が原因かどうかを調べるには、耳を引っ張った状態で違和感が緩和するかどうかで確認できます。
 
例えば、首の動きの中で違和感があれば、耳たぶを引っ張った状態で違和感の出る首の動きをしてみてください。
 
その際に少しでも緩和している、違和感がなくなるという事であれば、硬膜も原因の一つとして上記のストレッチを行ってみてください。
 
 
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
 
 
 

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