猫背の改善エクササイズ#5
当サロンのブログを読んでいただき誠に有難うございます。
今回も引き続き簡単ではありますが、猫背の対策としてのご案内が続きます。
次回くらいからは別の内容も考えています。
ご要望多いのは自律神経についての話とか・・
ストレッチだけでなく根本的な体質改善も当サロンでも取り組んでいきたいことなので、
そのあたりにも徐々に触れていきたいですね。
さて、前回は猫背の対策としての腕立て伏せのやり方をご案内いたしました。
今回は姿勢の悪い方の特徴である巻き込み肩を解消していこうというエクササイズ。
これも当サロンのパーソナルトレーニングでもかなりの頻度で取り入れた内容。
デスクワーク、家事、車の運転、とにかく日常生活の何気ない動きはほぼ手を前面に持っての動きになります。
この習慣が肩を巻き込むような姿勢になりやすいため、定期的にそれを調整するためにリセットしたいところです。
何度も猫背の原因としてお伝えしている「巻き込み肩」といわれる状態
これは骨の位置も関係しています。
横から見ると胸の筋肉に引っ張られ上腕骨頭が回内した状態に。
主に胸の筋肉の硬さも影響します。
例えば、大胸筋は起始が鎖骨、胸骨前面、腹直筋鞘の前葉から上腕骨の大結節稜が停止になりますから・・
上腕部がこのように前に入った状態を・・
こうしたいわけです。
分かりますかね?・・
ではエクササイズをご案内します。
簡単ですが、習慣にされると姿勢に対する意識が変わり猫背の方も数か月単位でかなりの改善は期待できる内容です。
イメージはラジオ体操の最後の締めの深呼吸の感じだと思っていただけたら。
まずはまっすぐに立ちます。その際に手のひらはカラダの外側を向けるような意識してみてください。
軽く鼻で息を吸って・・
口で息を吐きながら・・前から真っすぐ大きく手を頭上にあげて万歳していきましょう。
手の甲は前、親指は外向きにしてあげていきます。
その際に可能な場合は肘あたりが耳の後ろを通って頭の後ろまで上げきって下さい。
ここでもう一回鼻で息を吸って・・
そのままゆっくり息をはき出しながら手の甲はそのままで手を腰までおろしてきます。
ここではまだ手の甲は前で親指は外側を意識してください。
姿勢良く肩甲骨を意識しながら胸は思いっきり張りましょう。
最後の腰あたりで手の甲の向きを反転させ元に戻します。
これの繰り返しです。
回数は定期的であれば3回くらい行うだけでもそれなりに効果はあると思います。
デスクワークの合間、ストレスがたまり交感神経が優位な状態のときに自律神経の調整ととらえて行うのもよいでしょう。
最初は手を上げていく事すら辛い方もいらっしゃるかもしれません。
まずは形よりも呼吸を深く意識して、無理せず現状の可動域で行ってあげてください。
※肩に疾患がある場合や痛みが出てしまう時はすぐに中止し専門家に相談してください。
当サロンではパーソナルトレーニングの前後に行うケースが多いですね。
呼吸を意識して頂くことで肩こりだけでなく腰痛の場合にも効果的なこともありますので良かったら試して見てください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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