ストレッチの種類
今さらなのですがストレッチと言われる各メソッド(方法)について項目に分けてご案内しようと思います。
目的に応じてストレッチの手技や方法を変えることはとても重要です。
1:パートナーストレッチ
他動的に筋肉を伸ばすため最も効率が高い
2人1組になって行うストレッチ。
一つの筋肉を自分の手でひっぱり伸ばしても、どうしても力みが出ます。
パートナーストレッチの場合はパートナーによって正確な動きで補助をするので受けてはリラックスした状態で効率よく楽にターゲットの筋肉を伸ばす事が出来ます。
※但しパートナーになる人に正しい知識と経験がないと危険が伴う場合があります。
2:スタティック・ストレッチ
1970年代にボブ・アンダーソンによって世界中に広められたストレッチ手技。
反動を使わずゆっくりと行う。伸ばしたい筋肉をピンポイントでゆっくりと伸ばし、痛みを感じる手前のイタ気持ちいいというギリギリの姿勢でポーズを保ちキープする。
正しい姿勢を覚えれば子供から年配の方まで安全に行える。
スポーツの現場においては主にトレーニング後の疲労回復を担う重要な役割をする必須メゾッドです。
ストレッチと言えばこれを基本に指導される事が多い。
3:ダイナミック・ストレッチ
神経系の活動を利用したストレッチ
対象となる筋群の拮抗筋群を意識的に収縮させ、関節の曲げ伸ばしや回旋などといった関節運動を行うことで筋や腱を引き伸ばしたり、実際のスポーツあるいは運動を模したリズミカルな動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させたり、利用される筋群間の協調性を高めることなどを目的として行うストレッチ方法の一つ。
サッカーのブラジル体操なんかをイメージして頂くと分かりやすいでしょうか。
4:バリスティック・ストレッチ
スポーツ前のウォーミングUP
2のスタティックストレッチの真逆のストレッチ。
反動・勢いをつけた動きの中で筋肉や腱を伸ばしていく。
ラジオ体操の様なイメージ。
スポーツの現場では3のダイナミックストレッチ同様にウォーミングUP時に行いパフォーマンス向上に役立てられているが、勢いをつけすぎると筋肉や腱を痛めてしまうリスクもあるので専門の指導者の元で行う事が望ましいストレッチ。
5:PNFストレッチ
固有受容性感覚器神経筋促通法
1940年代にアメリカで公安されたリハビリ手法の1つ。治療の一環にはいる。
基本は専門指導者のがクライアントの筋肉や腱に繰り返し抵抗をかけ、神経や筋肉の反応を促すというもの。
6:コンプレッションストレッチ
異なる筋肉や筋肉の途中に軽い圧迫を加え、目的部位に弛緩状態をつくってストレッチする方法です。
ボールやストレッチポール等(手でもOK)を使い筋腹あるいは硬いと思われる部位に狙いを定めて圧迫しながら弛緩や収縮させながら関節運動を繰り返しストレッチして行きます。
オスグッド病(膝)やテニス肘の措置としてサポーターやテーピングを巻いて腱や筋の付着部へのストレスを軽減させるのですが、コンプレッションストレッチの理論と同じようにとらえます。
基本当店では店舗標記に有るようにパートナーストレッチの専門店です。
2のスタティックストレッチを基本に筋肉をゆっくり伸ばしていきます。
状況によってはお客様の目的・体調に合わせて3~6の様なメゾッドも取り入れる場合もございます。