RISE100の結果

7月12日は標記格闘技興行での選手サポートの為、臨時休業頂きました。
皆様には大変ご迷惑おかけ致しました。
一部の方々にはご予約を変更頂いたりと貴重なお時間をご協力頂けた事に感謝致します。
さて・・
当日のキックボクサー前田浩喜選手の試合結果から申し上げますと残念ながら判定負けでチャンピオンにはなれませんでした。
ライズ100会場
 
今までも才能あふれた選手たちのセコンドやサポートに回り、この様な意外ともいえる展開になる事は特に格闘技においてはたくさん見てきました。
これが勝負の世界です。
しかしそれでも・・多少のコンディションへの不安はあったものの正直まさかの展開・・
確かに対戦相手の村越選手は前回の試合より成長しており、今後も更にレベルの高い選手に育つ逸材だと感じましたし、勝負に対する貪欲さも感じられる本当に素晴らしい選手でした。
そうは言っても、今の時点では・・と暫しの時間、中々受け入れられませんでした。
当たり前ですが本人のほうがもっと辛いでしょう。。
コンディション作りが課題とわかっていましたが偉そうな事言って僅かながらのサポートしか出来なかった歯がゆさや自身の力不足を感じてしまった1日でした。
格闘技やスポーツ、そして仕事でもあてはまる事だと思いますが
「心・技・体」のバランスがすべて高まり最高のパフォーマンスが発揮できるわけです。
今回の前田選手にも言えたこと
技術や蹴りの強さ、センスそしてキャリアからもこの世界では一歩抜けた実力を持っていますし今回の筋肉の状態も前回のより良好さを感じられました。しかし・・
※精神力・身体能力についてはやはり日頃からの生活習慣等が充実した上で作り上げたものです。(※決して前田選手が精神力・身体能力が劣っているという表現では有りません、あくまで試合当日に出すパフォーマンス状態を指すものとしてになります)
前田選手はキックボクシングジムの運営や代表も兼任し現役も続けている選手
前回の試合からも感じていましたが様々な責任感やプレッシャー、体調に合わせたスケジュール調整のできない立場。その中でも何とか大きなケガも無くギリギリのコンディションを作ってきたわけですが今回は相手の若手選手の勢いに押されてしまった感がありました。
前田選手試合前控室でバンテージを巻く
今後について
前田選手はベテランと言えどまだまだ30代前半
スポーツにおいては昨今は40代後半になっても現役を続けられる時代です。
格闘技においては頭部によるダメージ、ケガも含め現役後の残りの人生も考え一言で「頑張って続けようよ」なんて事は良識のあるトレーナーなら絶対に言えない競技ですので悩ましいところなんですが。
まずは今回の敗戦の気持ちの整理とカラダをゆっくりとケアをしつつ心身ともに休んでほしいと思います。
そして納得できる格闘技のかかわり方を選択して欲しいと思います。
私の信条として30代以上、まだまだ現役で!というアスリートに限らず社会を牽引していく方々を応援していく気持ちは変わりません。(もちろんこれから!という若手の方々も応援しています)
私も日々精進、忙しさにかまけて勉強が疎かにならないようにしなければいけません。
>>試合結果はコチラ
横山

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