肩のストレッチをより効果的に行う

シンプルな肩・肩甲骨のストレッチに捻りを加え、一気に首から背中、腰にかけてまで伸ばします。
①伸ばしたい方の腕を胸に引き寄せます。(写真だと右側をストレッチします)
②反対の腕で、伸ばしたい方の腕をさらに引きよせて肩を伸ばします。
※この時に伸ばされる三角筋(肩の筋肉)を意識するのではなく、伸ばされる肩側の肩甲骨が引きはがされる様なイメージを持つと又違った効果を感じ取れると思います。指先をピンと伸ばして頂く事も意外とポイントになります。
三角筋のセルフストレッチ(オーソドックス)
 
③更にひねりを加える(広背筋から腰回りのストレッチ)
ここで腕を引き寄せたまま更に同じ方向にカラダを捻ります。(脇の下あたりから腰、お尻の上辺りまで伸びるのを感じて頂けます)
※但しその時の体調により必ずしも説明の様な個所にストレッチ感覚が出ない時も有ります。特にそれでも問題は有りませんが、時間をかけ出来る限りゆっくりと行う事でストレッチ感覚に徐々に変化を意識頂けると思います。
三角筋から広背筋、腰回りのストレッチ
 
④更に今度は今までとは逆の方向に顔を捻ります。
顔を正面に戻すイメージ(首のストレッチも)
捻った方の指先から更に伸ばしてやるというイメージで効果がまた変わります。
自分のカラダをタオル等みたいに絞る感覚です。

三角筋のストレッチから腰をひねりから顔を前面に
硬い方は最初はジックリとそれぞれ個別のパーツでストレッチする事からなれるのをお勧めしますが、カラダ全体の筋肉(筋繊維)・それを覆う筋膜は全て繋がっていると捉えて行うストレッチが出来る様になると、より効果を感じて頂きやすいと思います。
それは肩凝りにせよ腰痛にせよ原因となる筋肉群は1か所では無い事が殆どだからです。
 
捻る角度を微妙に変化させても効果が又変わってくるのを感じて頂けると思います。
捻りを加えるストレッチは他にも様々なバリエーションが有るので今後も違うパターンでもご紹介させて頂きます。

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