猫背による様々な不調

「猫背とは」円背(えんぱい)胸椎後彎(きょうついこうわん)と言われ、明らかな病気やケガによるものを除いたものは、ほぼ姿勢の悪さから起こるものです。
その多くは背部筋肉の衰えと胸部の緊張状態によるものが原因と言われるケースが殆どです。特に社会人になると学生の頃の様にスポーツやクラブ活動などを行う環境も無くなり年齢と共に筋力が衰えるのは必然ですから、なおさらです。
その上で姿勢の悪さとなる原因に拍車をかける要素は普段の何気ない生活の中にもあります。パソコン・スマホ・家事の中でも車の運転でも、ほとんどの動作は前かがみになってしまう状態が続きます。そうなるとカラダの前側の筋肉は緊張し背中の筋肉は伸びる為、それに引っ張られ骨格は歪みます。それに加え、バックを片手に持つ・足を組む・普通に生活するにしても利き手をメインに使う事で左右の筋肉のバランスは崩れます。骨格が歪み背骨の正しいS字カーブが乱れ前かがみの姿勢により背中が張り、肋骨の収縮により呼吸が浅くなり疲れやすくなります。
他にも猫背は習慣になってしまうと頭部を支える肩の筋肉が緊張から解放されない為、肩が胸筋に巻き込まれる様になり顎が上がる為に後脛部が収縮してしまい、首、肩凝り、やがては辛い頭痛の原因にもなってしまいます。猫背だけが原因では有りませんがストレスもたまり「後頭神経痛」という辛い症状になってしまう方もいらっしゃいます。
正直、良い事は有りません。
そういった対策の為にも普段からストレッチや正しい姿勢、歩き方に気を付けると言う話になるのですが、どうしても自己流では改善しにくいのが現状です。
猫背の方の多くは長い期間、生活習慣の中で築いてしまった悪いバランスや癖が強いため意識していなくても筋肉が極度に緊張してしまっている状態が見受けられます。
先ずは自分でも気付かないカラダ全体の緊張を取り除いてあげる事必須なのですが、これが難しい。自分ではリラックスしているつもりでもなぜか随所に力が入ってしまう。
◎こういった症状の方におすすめ。
バランスボール・ストレッチポール・ヨガチューブ
左からバランスボール・ストレッチポール(ハーフ)・ストレッチポール・ヨガチューブ

例えば写真の中のストレッチポールについて、メーカーの説明案内や最近は書籍等でも使用方法など細かくありますが、最初は何も考えず背骨に沿ってポールの上に寝ているだけでも使い続けると効果を感じられると思います。肩や首・背中の力が中々抜けない・・という方には私個人としては結構お勧めです。
可能なら信頼のおけるストレッチ専門店を利用する、パーソナルトレーナーの客観的な立場で指導を受ける等の方法がベストなのですが、最初はこの様なストレッチに関する市販のグッズを利用するのも良いかもしれません。
猫背の女性イメージイラスト
京王線、笹塚駅から代田橋・明大前周辺でストレッチ専門店をお探しなら
カラダの快適アドバイザー
「ストレッチベース」
代表:横山

pagetop